2019-07-24

イヌ先生との出逢い☆1

*このお話は2011年に想い出を綴った記事を、このページに移しました*

幼い頃から私の傍には❝イヌ❞がいました。その犬との想い出について『犬といつも一緒』で綴っています。

いま現在のパートナー17歳のジャックラッセルテリアの女の子Cooのパパ犬であるB.Bとのお話です。

私が初めてのお給料で購入した先住犬スコッチテリアWAKAMAROが1999年12月31日に亡くなりました。

20代は遊びに夢中で今のように朝晩の散歩はしていませんでした。

散歩をしなくてもWAKAMAROは私を大好きでいてくれたからです。

ですが、WAKAMAROが固くなってしまった時、初めて「犬を飼う」ことの責任と反省、後悔ばかりのペットロスになりました。

次にもし犬を飼うのなら、その子とは一緒に笑いながら生活をし、その子を幸せにしよう!自分の生活スタイルに合う子を選ぼう!と覚悟を決めた犬種がジャック・ラッセル・テリアでした。

まだ30代前半だからアクティブ犬が良い、だが、狩猟犬は一つ間違えると性格がきつい子もいるので両親犬の性格を見極めた上で購入をしようと、ブリーダーに予約をしました。

2000年6月にブリーダーより写真が届き、1か月後に、そこから選んだ数匹に会いに東京から愛知県に向かいました。

初めて見る、ジャック・ラッセル・テリア(JRT)の子犬。

のちの愛犬B.B KINGは子豚みたいな子で、ブリーダーより「この子が写真の子です」と連れて来られ、先に受取った妹にペロリ。

次に私が抱き寄せると「眠いんだよ~」と言わんばかりにクニャリと身体を預け、私の太ももの上に仰向けに寝かせると、そのままの姿勢で睡眠。

ブリーダーから父犬、母犬を紹介してもらい話を聞く2時間弱、ずっと眠りつづけ、もぞもぞと動くので床に降ろすと排泄をする。なんともしっかりした子、この子の最初の印象でした。

帰り道に「あの子は絶対に変だよ、あの動じない性格は大物なのか?それとも運命の子なのか?」と、妹と二人で悩みながら帰宅しました。

2000年当時、親犬のもとで愛情を学ぶために60日は居させたいというブリーダーへの希望もむなしく、手狭だからという理由で50日での引き渡しを希望してきました。

支払いが済んでからの対応や、人間臭さを感じ、そんなブリーダーのもとに居るのならと、妹に頼んで早々に新幹線で迎えに行ってもらいました。

ですが、仔犬を改札口で受け取った妹は、排泄まみれの子犬に驚き電話をしてきました。

ブリーダーからの説明は、新幹線に乗せるのにシャワーを浴びせたら風邪をひいてしまうと心配だからと。

耳の中は垢が真っ黒に溜まり、皮膚にも赤い発疹、東京へもどり、そのまま前愛犬からの主治医の獣医さんで健康診断をしてもらいました。

異常はありませんでしたが、不衛生な環境で育っていることは明らかです。

主治医の先生に文句を言っても仕方がないのですが、小さな命を預かるブリーダーが、資格免許が要らない制度という事が信じられないと思った最初です。(*すでにこのブリーダーは廃業されています)

我が家に来た子犬にB.B KINGという名前をつけました。

通称B.Bは赤ちゃんらしく天真爛漫、わんぱく、悪戯好き、目を離すと一人で家中を冒険し、消えたと思うと隙間からすすり泣きが聞こえてくる。

または、すすり泣く声が聞こえる先はキャビネットの下からで、駆除用のネズミシートにぺちゃんこにへばりつくB.Bが居たそうです。

そんな騒動から、今度はケージごと預けておくと妹から悲鳴の電話。

「ケージの金網に鼻先を入れ、抜けなくなって苦しそう」今すぐ鼻先を押して戻して!呼吸が出来ない!その後、B.Bは一生、鼻先に横線のへこみ筋が残りました。

家に来た日から基本の躾は始まります。

B.Bは3日でお座り、伏せ、待てを覚えましたが、それ以外で家の中でフリーにすると、家にあるものはすべて遊び道具に早変わり。

ゴムや籠で遊ぶのは可愛いけれど、ブランドの財布を鼠の穴状態にされた時は怒るに怒れないけど涙がでてしまいます。

江戸時代の木彫りの大黒様は帰宅すると床に転がり、顔が半分食べられ、アンティーク家具もラグもB.Bには全く関係なく破壊され続けました。

でも、彼にとっては作品だから「ママ!みて!」と鼻穴を大きくほっぺを持ち上げ笑いながら自慢していました。

外出時にフリーはいけないとケージの囲いを頑丈に作るが、ケージ内のハウスに乗って天井からの脱走。

ケージに天井を付けると今度はケージの固定バンドをかじり破壊し脱走。

次から次と脱出を試み、もう毎日が戦いでした。

私がB.Bとの躾で育児ノイローゼになりながら、B.Bとのルール作りに苦労していた頃のことを、当時を思い出し親友たちは笑ってくれます。

犬を飼う(買う)ことを考えている方がいらしたら。

近年のJRTはB.Bの世代より穏やかになっていますが、変わらないのは悪戯(ゲーム)好きのテンションの高さ、明るい性格、運動量の必要性は変わらないと思います。

最近も4か月のジャックと会いましたが、飼い主さんはホトホト困り状態。ペットショップで叩いてはいけない、怒ってはいけないと教えられ、でも悪さはするので大変でと仰っていました。

殴る、叩くは当たり前にいけませんが、JRTは本当に人を見て判断できる頭の良い子です。

望まない行動をした瞬間を見つけたら、私はB.Bのすぐ近くの床を叩き、その壊したものを見せながら怒鳴りました。これは、海外から取り寄せたトレーニングの本で学びました。

しかし、B.Bは私の真似をしてウーウー唸りながら、一緒に床を叩く子でした(笑)(*現在は、このトレーニングはしません)

そしてB.Bは同じ破壊はしませんでした。ただ、次から次へと彼にとっての新しい玩具(私にとっては大事なもの)を見つけてくるので、そこは本当に戦いでした。

他の犬種にも言えますが、悪戯をした瞬間に「それは違うよね!」と理解をしてもらうことは有効です。

しかし、行為があった後に、時間が経ってから叱っても犬達は何を叱られているのかわかりません。子犬は判断が出来ず飼い主さんを嫌うか怯えてしまいます。

「忍耐!」これは、B.Bに教えてもらいました。

JRTは賢く強い子なので、家のルールはしっかり示してください。

ジャック・ラッセル・テリア(JRT)は問題犬種としての飼育放棄で、保健所で殺処分される1位になったこともあります。

私の経験上、JRTは生後7か月までにしっかり家のルールを教えれば、愛情豊かな本当の家族になれます。(これは、他の犬種にも言えます)

JRTを飼っている方々とお会いすると、この犬種を一度飼ってしまうと面白すぎて、他の犬種は飼えませんと仰います。

どうぞ、幼いジャック・ラッセル・テリアを飼っている方がいらしたら、是非、みっちり愛情のコミュニケーションをしてみてください。

つづき「犬とのコミュニケーション」

*プロになる前の一般飼い主としての立場から2011年に書き留めた記事です。

当時のまま「購入する」「犬を飼う」という言葉で文章を載せています。ですが、現在の私はとても抵抗があります。犬を買う、所有する、飼うという常識から、家族、パートナーまたは人生の伴侶として、人と愛犬の両方のQOL(生活の質)がより幸せを感じる『犬と暮らす』暮らし方をご提案したいと考えています。Rika

 

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