犬とのコミュニケーション☆2

 

2000年6月6日生まれのB.Bは、幼い頃から犬と生活してきている私でさえも、可愛いだけでは済まず、育児ノイローゼになるほど手のかかる子でした。(初めての経験で、それだけ向き合っていたのだと思います)

赤ちゃんお座りから、きちんとしたお座りが出来るようになりました。

人を観察することを覚え、自分で考え、そして自己主張を忘れない。

私が話し始めると必ず耳をピンと張りアイコンタクトをしてくる集中力。

(*いま、思うことは子犬時期に「飴と鞭」を使い分け、家のルールをしっかり話をして、コミュニケーションを取ることは大切だと思っています。)

先日、B.Bの主治医先生と「犬を飼う」ことの地域の違いの話になりました。

2011年は被災地の保護活動でお忙しかったそうですが、室内犬は早くに里親が見つかるけれど、外犬の雑種犬は最後になってしまう。

外で飼われた子を優先的に保護したけれど、果たして都会に連れてくることが犬にとって良いことなのか。

自然の野山を勝手気ままに走り、番犬として室外で飼われていた子達。

都会に連れてきてからは、逆に野性味がありすぎ警戒心が強いため、保護の方々の愛情というのも関係ない子も居て、問題犬になってしまうということでした。

私のように東京で犬を飼う場合、都会で守らなくてはいけない躾のルールがあります。

東京都はリードを必ず着用、放し飼い、ノーリード散歩は禁止です。

一緒にカフェに入れても、無駄吠えは厳禁だし、ブランケットが必要、水飲み容器も常に持ち歩き、排泄物は持ち帰り、排尿後は水を流す等々。

家に居ても、集合住宅ということもあり、吠えたらいけない事を教え、家では静かに過ごすことを教えます。(Cooが来てから、これは無理になりました)

本来、犬は野生の子達です。

はるか昔、先住の人々が犬と友達になり、そして家族になりました。

都会で暮らす犬達は、リードで繋がれるか、24時間中に外出できる時間は飼い主次第です。

私は先住犬との経験があり、散歩は犬にとっては幸せの時間と思い、お散歩デビューをしてからは一日朝1時間半から2時間の散歩。夜は40分の散歩を11年間欠かさずしてきました。

これは私の考えであり、お散歩が大好きなB.Bと私との大切なコミュニケーションの時間でした。

お散歩が充実してくると、私達は見えない糸で繋がっているように「阿吽」の呼吸になっていきました。

中にはお散歩嫌いな子も居ますので、どうぞ、室内の遊びの中で適度な運動をして十分にコミュニケーションをとってあげてください。

B.Bの得意技は、一番はアイコンタクト。

目線を離さず、じっと見つめ続けるので秘密を持つ友人達は恐れていました。

「ちょうだい~ちょうだい~」おねだりポーズは教えたわけではなく勝手に始め、

「ねえ~B?」と質問をすると必ず、頭をかしげ聴く子でした。

ビクターのモチーフになっている犬も、ジャック・ラッセル・テリアの説があります。

B.Bの「ん?」のポーズ

つづき『笑わせてくれる犬』

*プロになる前の一般飼い主としての立場から2011年に書き留めた記事です。
当時のまま「購入する」「犬を飼う」という言葉で文章を載せています。ですが、現在の私はとても抵抗があります。
犬を買う、所有する、飼うという常識から、家族、パートナーまたは人生の伴侶として、人と愛犬の両方のQOL(生活の質)がより幸せを感じる『犬と暮らす』暮らし方をご提案したいと考えています。Rika