2019-08-24

11月の出来事です☆5

2011年11月26日の出来事です。

前夜の25日夜、仕事の準備をしていると、寝室で寝ていたはずのBがリビングまで歩いてきたけれど、突然4本足で立ったまま意識朦朧。

目の焦点が合っていない。

「B、どうしたの?」とそのまま抱きしめているとブルブル震え出し、私はソファーで落ち着かせようとしていました。

病院へ行くべきか?

そのうち、Bは眠り始めたので一先ず安心して様子を見ることにしました。

翌朝、お散歩へ行く?と聞くと、行く気満々。

公園に着いてからはボール投げをして遊びましたが、後半は私の手にボールを持ってこないまま、遠くで一人ボールを転がし2,3歩追いかける一人遊び。

初めての事です。

なぜか、とても寂しさを感じました。

散歩から帰宅し、「B大丈夫?」と聞き、Bの不安げな顔を見ると、私もとても不安感がありましたが、Cooにお願いをし心を引き締め仕事へ向かいました。

夕方の予定をキャンセルし、仕事から帰宅して様子を見ると、B.Bはベッドを降りることが出来ず、お迎えも出てこない。

異常です。

すぐに主治医の先生へ電話を入れ、動物病院へ行きました。

まず腰がふらついているには、Bも老犬の年齢(当時11歳)だから神経系の検査と、すべてをチェックしていきますねと検査室に入ったまま1時間半。

診察室に迎えられた時、先生の顔を見て深刻なのだとわかりました(先生とは長いお付き合いだし優しいから)

診断は、病名:血管肉腫。それも進行が速く、脾臓、肝臓の転移有。

今この瞬間、B.Bの身体の中で起きている腫瘍からの内出血の状況、血液検査の結果、極度の貧血が起きていて、どれほど深刻な状況かを説明して下さり、

病院の処置としては止血のための開腹手術があることをお話ししてくれました。

しかし、極度の貧血状態であり、その状況で手術をすることはどれほどの危険を伴うか、開腹手術は大量に出血をするので、その手術中に命の危険もある。

先生に、正直に余命はどれ位かをお聞きすると「長くて1か月半」。

一気に涙が溢れてきました。

主治医のJOY動物病院の九鬼院長先生とは前愛犬の主治医でもありましたから、前愛犬との私の反省と後悔を知ってくれています。

前愛犬は病院の「この子が少しでも楽になるように」という気持ちのまま、ICUの酸素室にいれてもらうために預けたら、そのまま眠るように旅立ちました。

呼吸が浅くなっていたのなら、自宅で看取ってあげれば良かったと苦しい思いが残りました。

だから、Bとは後悔のない人生を共に過ごすと決めてきたけれど、今年は3.11の震災もあり、本当に留守番をさせることが多く、ここ最近は2週間後にあるイベントに向けて我慢をさせている。

そのイベントが終わったら「B、約束!絶対に年末もずっと、いつも一緒だから」と言い聞かせてきたのです。

「先生、もう余命が決まっているのに。。。なぜ?手術をするのですか?命の危険があるのに、なぜ?手術をしなくてはいけないの?」

今の状況で手術をして、もし、命が無くなったとしたら私は後悔が残る。

なぜなら、Bはお散歩が大好きだから。

余命1か月半を生きたとして、傷口の治療をするために最後の生涯を終わらすのは、Bは望まないと思う。

出来れば、Bが自分の意思で頑張れる時まで、何かの方法があるのなら、毎日散歩をし、楽しい毎日を送らせてあげたい。

それが私の希望です。

そして、きっとBの望み。

先生は困惑した顔を一瞬されましたが、どんな結果になるかはわからないけれど、B君の自然治癒力を信じましょうと開腹手術はせずに、輸血の提案を下さり、その日は輸血のための入院になりました。

ただし!明日、目を覚まさない場合もあるとの状況も説明をされました。

先生の「B君を、必ず明日はお家に帰れるように、お散歩ができるように治療をします」という言葉がどんなに心強かったか。

もしも、これが目を開けているB.Bとの最後になるかもしれないと、処置室に入れて頂きB.Bと撮った写真です。

そして、私はこのグリーンのセーターをB.Bのベッドにしてもらうように、私が守る念をこめて先生に託しました。

この時から、私はB.Bの前では絶対に泣かない。と心に決めました。

翌朝、病院からの電話で「お迎えに来てください」と言われた時、どんなに嬉しかったか。

お迎えに行くとBは不安げな様子。

先生に日々の様子を伝えてくださいと言われ、病院への毎日送るB.B通信が始まりました。

Bが居なくなる?

私は何をしてきたのか?

B&Cとゆっくり過ごすためと急いで仕事をこなしていたつもりが、とても大切な時間を無駄にしてしまっていたのかもしれない。

「今が大事」と言いながら、今を忘れていたのかもしれない。

最後の日まで笑顔で明るくBと話していこうと決めました。

B.Bが旅立ってから今日で1週間が経ちました。

つづき『最初の一週間』

*プロになる前の一般飼い主としての立場から2011年に書き留めた記事です。

人と愛犬の両方のQOL(生活の質)がより幸せを感じる『犬と暮らす』暮らし方をご提案したいと考えています。Rika

 

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