犬と暮らしている方はご存じでしょうが、家族になった愛犬が笑う時、飼い主は自然と心が緩み笑みがでてしまいますね。
無条件に可愛い愛しいと思う瞬間です。
愛犬は飼い主となった人を無条件に信頼し、飼い主を喜ばせようとします。
躾や芸は、飼い主が喜び笑ってくれることを願い、一生懸命にしてくれます。
盲導犬も救助犬も警察犬も、仕事を持つ犬達は自分の仕事を全うしパートナーを喜ばせようと懸命に励みます。
犬という動物は私達人に無条件の愛(見返りのない愛や優しさ)を学ばせるために、神様がこの地球に遣わせた。
とは何かで読んだ記事ですが、DOGは反対から読むとGOD(神)になります。
私は、愛犬達に本当に支えられています。
B.Bはこの11年間、私の苦しさも悲しみも誰よりも一番知っていて、ずっと支えてくれていました。
娘犬Cooも愛情深く優しく育ててくれました。
言葉が通じない犬族と人間なのに、ただ傍にいて見つめてくれ、そして笑わせてくれる子でした。
イベントの準備が始まり散歩も苦になり始めた頃、仕事をしているとB.Bが悪さばかりをする。
そのことを注意すると、自己主張し私の目を見つめ吠え続ける。
捕まえようとすると逃げながら吠え、止まっては吠えの繰り返しで、仕事は遅れるし無視をすると吠えるし。
「本当に嫌い!」と大声で怒鳴りました。(*いま、この時を思い出すと涙が出てしまうのですけどね)
Bは唸り声と金切り声で吠え、私も怒りが頂点。
あー昨日テレビで放送されていた子供を虐待をしてしまう心境って、こんな感じなのだろうと我に返りました。
その後、ご飯を食べてから機嫌の悪いBと仲直りを図り、時間がかかりましたが修復。
翌朝は「おはよう」と声をかけると笑って散歩に行こうよ!と答えてくれる子です。
どんなに忙しくても、苦しい時でも、Bは常に笑ってくれて、私を笑わせてくれていました。
「笑うところに福来たる」忘れてはいけませんね。
そして、何よりも幸せだなと感じる時は、B.Bが笑い、Cooが笑っている顔を見ている時間でした。
何か、望まない行動をして叱ったとしたら、その気持ちをそのままにしないで、必ず、愛犬と仲直りをしてあげて下さい。
プロになる前の一般飼い主としての立場から2011年に書き留めた記事です。
人と愛犬の両方のQOL(生活の質)がより幸せを感じる『犬と暮らす』暮らし方をご提案したいと考えています。
Rika