人と動物をBodyTalkでサポート講演会6/12

2020年6月12日に上級BodyTalkインストラクター福田康宏氏の「人と動物」についてのBodyTalk講演会が、東京で初めて開催されました。

現在までのBodyTalk講演会のなかでも「初」の試み

一般的に「人と動物」はどのような状況で心身のバランスを崩し、それがどのように影響をしあうのか?

「人と動物」の関係性や、BodyTalkでできる心身のサポートをより詳しく説明して頂きました。

また、人へのボディートークデモセッションから、飼主様を代理にしての愛犬さんへのデモセッションとなりました。

その講演会の様子はこちらでご覧ください。
▷▷▷「講演会終了6/12」

会場で参加された方からは驚きの声がもれていました。
下記は頂いた感想の抜粋です。

「 動物への代理セッションは初めて見たのですが、目の前にいるワンちゃんの様子が変化するのが興味深く、やはりBodyTalkってすごい!と思いました。 」

人と動物のセッション風景

動画が撮れていませんので、なかなか説明をするのは難しいのですが、私の経験上、動物達のセッションにおいて、動物達は素直に体感を受け入れてくれます。

不要な感情が解放されたり心身のバランスが整った時、BodyTalkでは「シフト」という言い方をしますが、これが顕著に表れます。

5歳のこの子は会場に入ってきたときから、緊張感があり(犬は場の空気を瞬時に読みます)オーナー様にお水を飲ませてくれるようにお願いしました。

会場の皆様が驚くほどの勢いでお水を飲み、その後、尾を振りながら人によっては行くけど、人に触られるたびに尾は下がり、その後には必ず、首元を掻いていました。

この行動はカーミングシグナルの一つと呼ばれています。
*「Calming」は”落ち着かせる”

①首元を掻く(ストレス表現)―首輪が違和感がある場合もあるけれど、「もうどうしたらよいかわからないよ~」という気持ちを表しています。これはセッションが始まる前は5回、セッション中に1回おきました。

セッションの最終章、心身バランスを促すタップに入る

顔つきが眉間に皺ができはじめ、少し違和感を感じているみたいでした。
また、BodyTalkセッションの「感情解放」が始まると、背中が弓なりになりました。

セッションが終わりかけの時にブルブルと身体を揺らし、こちらもカーミングシグナルの一つで、フラストレーションがたまった時や、ほっとした時にします。

そして、最後のタイミングが福田先生が「セッション終了」と言った同時に、この子は自ら力んでいた力が抜けたように崩れて休めの姿勢へ。

セッション終了・最初の顔を比べてみて下さいね。

会場に来た最初から、落ちつけなくて自ら座ることも出来ずにずっと立ったままでした。私も内心、座ることができたらもう少し楽なのにと思っていたほどです。

少し放心状態に見えませんか?

ん?何がおきたの???と思っているのかな?

頑張ってきた心配がやっと消えたかな?

犬のボディランゲージやカーミングシグナル、また、その場の空気感はなかなかお伝え出来ないのがとても残念です。

動物と暮らす飼い主様、動物と関わるお仕事をされている方、ドッグトレーナー、次回は、ぜひ、動物達の変化を会場で観察されてみて下さい。

参加してくれたドッグトレーナー仲間よりの感想です。
『トレーナーとして仕事をする日々、犬たちの行動には犬自身の心身のバランス、オーナーの心身のバランスが大きく影響することを嫌というほど知ることになります。トレーニングのメソッド、行動学の勉強が大切なのはもちろんのことですが、まず自身の心身のバランスを整えると動物たちの反応は驚くほど変わります!』

次回は2021年1月30日です。

皆様のお越しをスタッフ一同お待ちしています。

*申し込み受付開始は10月を予定しています。