【花ちゃんとの関係が戻ったことが救いに】感想

【ARS session(アルスセッション)】動物のボディートーク

ドッグトレーニング、動物行動学、グリーフケア、老犬介護、ドッグライフアドバイス、環境アドバイス、アニコミ、ボディートーク、アニマルボディトーク、感情解決EmRes、オーラソーマ、RPTMsilver3トレーニーなど、私が人生の中で学び育んできたツールを全て使ってクライアント様の〈今、必要なこと〉を優先にお伝えしていきます。

ドッグトレーニングだけでは改善できないことも、飼い主様の心(思考)のケアも、ボディートークで感情をおだやかに落ち着かせ、不要なことはリリース。心身のバランスを調えることで、目の輝き、表情が変わり、行動が変わります。

介護中、認知が酷くなったと寂しい気持ちになった経験は私にもあります。でも、愛犬達は微細なエネルギーで一生懸命に語りかけています。かなしみやストレスなどで、すれ違いキャッチ出来なくなっているコミュニケーションコードをARSセッションでは修復することが出来ます。

飼い主様も愛犬さんも愛に包まれた優しい時間になると私自身が経験しています。

 

老犬介護という愛犬からのギフト

犬という動物の寿命は人寿命が100歳なら約20年、可愛い子犬を迎えてから怪獣に変幻したら向き合って育み、喜び悲しみ苦労を共に過ごし移り行く季節を毎日一緒に感じて、阿吽の呼吸ができるようになり、振り向けばあっという間に歳を取り最愛の伴侶になっている

いま、目の前の若い犬達も、私の愛おしい愛犬Lanaも必ず老いていく、永遠ではない

動物医療が向上し食事がよくなり、動物達が長生きになってきて老犬介護も普通になったけど、初めての老犬介護は並大抵のことではないと私は思う、覚悟と知恵が必要です

私自身が母介護から始まり、最初はストレスとパニックと余裕がなくなり、あーすればこーすればという後悔も少しあり。

だけど、愛犬Cooの介護は母介護でしてきた知恵と犬プロとして活動する仲間たち、老犬介護士、スウェーデン式ドッグマッサージセラピスト、鍼灸やドッグシッター、ボディートークその時々で沢山のサポートをしてもらいました。

老犬介護のコツも勿論だけど、一人で頑張るより思い出話をしながら心気持ちが良い人達と泣き笑いながら会話をしている時間は愛犬Cooも眠りながらニヤニヤしていた

なにを言いたいかというと、初めての老犬介護を一人で頑張らない。そして、病気を主役にせずに、いま目の前の愛犬と向きあう。この子だったらどうしたい?感じて理解してあげる、そして獣医師に任せるというより話し合い、我が子のための選択をしてあげてほしい

老犬介護の時こそ飼い主の心のケアが必要と思う。心も身体も一生懸命すぎて頑張って疲れているから。病気の処置はお医者様に任せて、残された時間をどう過ごしていくのか?

愛犬だけをみつめ語りかけ笑っていたいよね。
それには気持ちのゆとりが必要。
残された時間はもう少なくて、老犬介護には「今」がとても大切だから。

 

グリーフケア&人と愛犬のARSセッション

1週間前にご紹介で介護中の花ちゃんと会いました。ママさんは初めての介護でもしっかり環境づくりとケアをされていて、花ちゃんは小さくて綺麗なかわいい老犬さんでした。抱っこをさせて頂けば心地よい温もり

花ちゃんに呼吸を合わせていくと柔らかく優しい愛しか感じません。色で表すと桜色です。花ちゃんを抱っこをさせてもらうと、ふ〜と大きなため息をついて、切ないほどママが大好きと想いを伝えてくれました♪呼んでくれてありがとうございます。そうかぁ、ママじゃなくて、花ちゃんに呼ばれたんだね。呼んでくれてありがとう。私まで心地よくて癒されてしまいました

介護の工夫から、花ちゃんとママさん両者の老犬介護のコツやグリーフケア、ボディートークをさせて頂き、セッション終了で突然ムクッと起きてごはんとお水をガブガブ、素晴らしい食欲に逞しさを感じました。食べられるって生命の力だからね。

ママさんの混乱の一つに昼夜問わず泣き叫ぶ花ちゃんに心労と不安で獣医師に意を決して相談をしたら(弱音を吐いてはいけないと思っていたと)、「ママが甘やかしてしまったから欲求吠えを覚えてしまったので無視をして下さいね」と言われた事で苦しんでいらっしゃいました。トレーナーとしても老犬介護としても私自身の考えは「NO」です。

症状や個体差があるけど、寝たきりや、認知症で徘徊や認識も乏しく、夜泣きもひどくても、今までの愛犬とは違う姿に辛さがあるかもしれないけど、愛犬達は残りの時間を使ってしっかり伝えてきています!泣くには理由があるし、どんなオモチャより、どんなご褒美より、ママの匂い、ママの声、温もりが幸せなんです。

犬は最後まで嗅覚を使っています。だから、ママがそばにいる安心感はどんな状況でも魔法になると思うのです。治癒の力は人間より遥かに高く奇跡を沢山見せてくれる。

この1週間、救急病院にお世話になることも数度ありながら最後は病院に預けることなく、ご自宅でずっと抱っこをしながら語りかけていたそうです。そして、以前のような呼びかけにもキスを返してくれたり愛おしかったと言われていました。

2021/9/17/9:57旅立ち
花ちゃん笑顔をありがとうね。花ちゃんもママさんも立派でした。たくさんグリーフを感じて下さい
でも後悔で悲しまないでください。あの時この時と人は後悔をするけど花ちゃんは悲しんでいないから
いつも一緒にいれたこと。
沢山話しかけて大切にしてくれてママが大好きだったから。

Cooを思い出します。
Cooが教えてくれたことを
これからも伝えていきます。
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@etsumiz さんの投稿をシェアさせて頂きました。
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素敵なお花が届きました。贈ってくださったのは、ドッグトレーナーでBodyTalkのリカさん。@rika11kobayashi.ars

花ちゃんが旅立つ少し前に、もう私のことが分わからないのではないかと思う位、コミュニケーションが取れなくなり、抱っこもダメ、1日中グル活サポート、奇声をあげたり、数時間刻みの睡眠で昼夜とわず鳴き叫び、深夜は窓に毛布を貼り付けたり…

そんな時、犬友ママから紹介していただいたのがリカさんでした。

ご自身も愛犬の似たような介護をされ、「BodyTalk」という方法で何度も復活したと聞き、花ちゃんにもお願いしました。

沢山のテキストをマスターしての技術なので私には何をされていたのか、わからなかったのですが、不思議なことにその後は又コミュニケーションが戻りました。

写真はその時のリカさんの膝の上。

他にも介護の色々をアドバイスしていただきました。

それから10日ほどで旅立ってしまったのですが、最後に花ちゃんとの関係が戻ったことが救いになりました。

亡くなった今もこのように気にかけていただき、本当にありがとうございます。
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★こちらこそ、ご縁をありがとうございました。小林里香