愛犬と街中の社会化トレーニング

 

RPTMエクササイズの中には街中の社会化トレーニングという項目があります。

現在、犬と暮らしている方の殆どが「社会化」という言葉をご存知だと思います。

一般的に言われている「社会化」は生まれてから3か月まで親兄弟と遊びや経験の中で、犬としてのマナーやルールを学ぶ大切な期間になります。

そして、新しい人間家族に迎えられてから始めるのが、人間社会に適応していく「街中の社会化」になります。

例えば、怖がりさんや警戒心が強かったりすると「犬社会の社会化が出来ていないから」とも言われますが、私は人間社会の人混みや環境音などの刺激に対して「社会化」が十分ではないと考えています。

人混みや犬とのすれ違い、環境音への慣れトレーニング

街中の環境音や他犬に対して反応してしまうテオ君の街中の社会化トレーニングをしました。

飼い主さんが、吠えてもテオ君の対応ができるようになってきた。
テオ君自身がパニックを抑えられるようになってきた。

一角では保護団体の犬猫譲渡会も開催されているため、お散歩中の他犬が多く、その吠え声もあり、外の刺激に弱いテオ君と飼い主様のサポート力など、これまでの練習の成果をチャレンジする日でした。

2時間滞在中、会場に着いた時のカートに乗る他犬への吠え、帰り際の吠えの2回だけ。

我を忘れて瞬発に飛び出して吠えるようなこともなく、2回ほど吠えて飼い主様の声が届きやめられました。

「あっ!やっちまったぜ!」感の笑顔w

吠えている時間を長引かせずに、飼い主がすぐにサポートをしてコミュニケーションコードを繋ぎ直す速さ!Good job!

テオ君は街中のマナーを覚え飼い主様と一緒に歩くリズムを覚えて始終笑顔が炸裂していました。

愛犬が笑えば飼い主が笑う
飼い主が笑えば愛犬が笑う
幸せの連鎖

レッスン終了後に飼い主様から言葉では説明できないけど「この感じ!良い感じ!」という感覚があり!とご報告!お二方ともに自信がつきましたね

私的には「呼吸があう瞬間」または、「コミュニケーションコード®︎が繋がった瞬間」と表現しています。

習い事も学びも何事もそうです。


お稽古は練習を重ねて自分のものにしていくものですから