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【ARSセッション】
治療が優先ではない緩和ケアの時こそ、人と動物の心とカラダのバランスを穏やかに調えるにはボディートークは有効だと感じています。
ARSセッションではドッグトレーナーとしての知識と経験を生かしグリーフケアを取り入れています。
*動物のセッションはオンラインで可能です*
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○療養中のトルゥーちゃん14歳
主訴: 腎臓ガン、肺ガン、僧帽弁閉鎖不全でしたが治療をしながら普通に暮らしていました。
飼い主様:血液検査で貧血と腎臓の数値がよろしくなく食欲も落ちている状態で咳がひどいので、咳が少しでも治って、美味しいものをたくさん食べて、幸せだなぁと思える時間が少しでも長ければいいなと思っています
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❖セッションを受けて良かった点
→ぴりぴりざわざわしていた私の気持ちがだいぶ落ち着きました。「何かをしなければいけない。でもあれもこれもダメだった。でも、何かを・・・」という負の連鎖にはまって呼吸が出来ていなかったのが、深呼吸できた感じです。
❖セッションを受けた前と後では、飼い主様、愛犬それぞれに変化がありましたか?
→咳が少し治まっているように感じます。あと、寝顔が柔らかく優しい顔になってます。
❖今後、どのような方に、このセッションが必要、または、おすすめしたいですか?
→問題行動や病気をかかえて行き詰ってしまった飼い主さまと動物たちにおすすめしたいです。
○10日後に旅立ちました。
セッション中のトルゥーちゃんは始終、優しく微笑みおだやかでママへの愛のエネルギーしか感じないくらいでした。
始まりは少し呼吸が苦しそうで咳も出ていましたが、喉からお腹にかけて、ママさん撫でてあげてもらえますか?と画面越しでお願いしたら、トルゥーちゃんのお顔は益々穏やかになっていきました。
セッション中のお話の中で「後悔」というキーワードがありましたが、トルゥーちゃんは、それにも気づかせてくれていました。
ママは病気を発見したタイミングと、その時の処置に対しての後悔をずっと持っていましたが、そのタイミングこそ『トルゥーちゃんの愛』のタイミングでした。
トルゥーちゃんのママは現在ドッグトレーナーをしています。彼女の認定試験のパートナーは勿論トルゥーちゃんでした。
最終試験に合格をした翌日からご飯を食べなくなり、そのまま具合いが悪くなり、セカンドオピニオンで病気が判明しました。
だけど、トルゥーちゃんは病気を主役にせずに、最後までお散歩をして、旅立ちもママのそばで寄り添い眠りについたとお聞きしました。
トルゥーちゃんからのメッセージは
『ママが進む道をとても応援しているし「真実をみて」でした』
きっと、いつもそばにいますね。
一緒に暮らす動物達はご縁があってきています。そして、私達に色々な体験や無償の愛を教えてくれる存在です。
涙が止まらない悲しみという感情も彼らからのギフトかもしれません。
胸の奥、目の奥から溢れてくる熱いものは「愛」があることを気づかせてくれます。
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ドッグコミュニケーショントレーナー®小林里香