RPTM認定ドッグトレーナー

2017年秋より研修生として受講を続けてきた「犬を尊重する」言葉から始まる

RPTM<ReesePreventiveTrainingMethod(予防的トレーニングメソッド)>創始者で動物行動学のスペシャリストでデンマーク人ヴィべケ・リーセ氏の最終認定試験を2024年4月に受け合格。

RPTM認定ドッグトレーナーとなりました。

個人的には2018年母の在宅介護や愛犬Cooの介護、感染症コロナにより先生が来日が出来ず、RPTM認定コースも止まりました。当時、私は中級のシルバー3が修了しており区切りは良かったのです。

ですが、亡母の「あなたならできるわ」の言葉や、愛犬Cooのみせてくれた問題と思われた行動の理解はRPTMを学ぶ事で納得が出来ました。時間がかかっても、私の内側で「犬との関わり方」がとても変化していきました。

RPTMヴィべケ先生の教え

ヴィべケ先生の教えは、犬がどんな状況でも「水」にアクセスできるようにパートナーが管理をしてあげるという基本的なことから学びは始まり、犬を「訓練」するのではなく、人と犬へ「共生」する方法を伝えることと教えられました。

それは、人間が動物である「犬」のボデイーランゲージを理解し、愛情と優しさと尊敬の心を持ち接することで、犬との関係性を築いていく方法です。

認定コースやセミナーで、年老いてはいないのに「無気力」になった犬を何度か見てきました。犬生において精神的刺激と身体的刺激のバランスは大切だと言われ、犬達も心(感情)を持つ動物ですから、気持ちが伝わらない、自信がない、毎日が不安を感じていたら心を閉ざします。

講義中、ヴィべケ先生がRPTMカップエクササイズをすることで、カップ(トリ―ツを隠している)をみても反応がなかった犬が、数度の成功体験から目の輝きが変わり意欲が出て行動が変わっていきました。

これは、私のトレーニングルームでも頻繁に起こることです。日々の生活に刺激が少なく笑顔もない子が、レッスン回数を重ねるほどに目の輝きが変わりイキイキとしてきます。

愛犬の変化に飼い主オーナーが気づけると、愛犬達は「やっと」という気持ちで、飼い主家族にコンタクトを取り始めます。

もっと愛犬と仲良くなりたい!と思われるなら

主である飼い主様(ご家族)皆様が「愛犬」のことを学んでください。

落ち着きがない、いうことをきかない、○○が出来ない。

愛犬に伝えていますか?
教えてあげましたか?

トレーニングにおいて「正解」の合図のタイミングやリズムは、犬とのコミュニケーションにおいてとても大切なことです。その向き合う時間を面倒がらずに、少しだけトレーニングを受けてみて下さい。そのタイミングが調ってくると愛犬の変化に気づいていけます。愛犬の笑顔が増えます。日々の生活が喜びに変わります。

●詳しくは下記のページをご覧ください


★ドッグコミュニケーショントレーニング

★受講して頂いた生徒さんの感想です

一緒に暮らす歴代の子達に感謝を

私がRPTM認定コース受講中に自宅には介護中の愛犬Cooがお留守番をしていました。

シッターさんのお話では私が帰宅する時間の少し前になると玄関で待っていたそうです。

そして、愛犬Cooの代りに一緒に同伴をしてくれた妹家族の愛犬GiN!初めてセミナーに参加した日はクレートにも入れず、私が離れるだけですすり泣いていました。そのすすり泣きを無視をしていたら、先生に注意を受けました。

「RPTMでは犬が助けを求めていたら手を差しのべなさい。助けなさい!」

この翌日からGiNに変化が起き、彼はトレーニングの実技に入ると才能を開花させ、目がキラキラと輝き、全身から自信に満ち、ヴィべケ先生との実践を楽しんでいました。

コロナ渦に愛犬Cooも旅立ち、新しい我が子Lanaを迎えました。私のパートナーとして新たに迎えたLanaは、初日からRPTMで育ててきた子です。

ここまでの道のり、私のレッスンを受けて下さった皆様、ご縁を頂いたワンコさん、関わってくれた方々、友人、家族、ご縁の皆さんに感謝を申し上げます。

これからも人と犬の結びつきをリコネクトしていきます。

ARS小林里香